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日印再生医療センターの紹介

  

印再生医療センター(NCRM) は、インドと日本のジョイントベンチャーであり、基礎研究から臨床応用までを行うインド初の再生医療の総合研究施設です当センターは、インドと日本の企業の出資により、株式会社日印バイオサイエンセス(創立20005月、在インド)の関連施設として20059月に創立されました。

 

  NCRMは、世界における科学的な価値観と倫理観を踏まえつつ、若い科学者や医師たちを教育し、幹細胞を使用して行う細胞治療を臨床へ応用するための研究を行います。

 

鞄印バイオサイエンスはインドと日本のジョイントベンチャー企業として20055月に設立されました。同社は日本の医療器具、医療技術および医療サービスをインドの市場へ提供しています。

 

1.非生物学的マトリックスを使用した細胞、組織、幹細胞の培養研究、及び臨床への応用

2.研究及び臨床応用での人員の教育

3.主に幹細胞を用いた細胞療法の臨床応用におけるプロコトルの研究開発

4.ヒトの胚幹細胞を含む様々な細胞系の培養

5.研究機関、及び民間機関からの細胞工学、細胞培養等に関する研究の請負

6.研究機関、企業からの新薬、機器、臨床応用のための臨床試験の請負

NCRMの設立に先駆けて2002年よりインドにて再生医療の共同研究を始めています。主な研究内容は以下のとおり:

 

1.シャンカラ・ネトララヤ眼科病院(チェンナイ):

(Sankara Nethralaya, Vision Research Foundation, Chennai)

角膜上皮疾患の治療のための角膜上皮細胞培養研究・臨床実験

2.オワイシ病院、デカン医科大学(ハイドラバード):

(Owaisi Hospital, Deccan Medical School, Hyderabad)

急性肝不全の治療のための肝細胞培養研究・臨床応用

3.アディチャ・ジョト眼科病院(ムンバイ):

(Aditya Jyot Eye Hospital, Mumbai)

加齢性の黄斑変性および網膜変性疾患の治療のための網膜幹細胞培養・臨床実験

4.ジョセフ眼科病院(ティルチラパリ):

(Joseph Eye Hospital, Tiruchirappalli)

水疱性角膜症の治療のための角膜内皮細胞及び角膜内皮幹細胞培養・臨床実験

5.スリ・ラマチャンドラ大学(チェンナイ):

(Sri Ramachandra University, Chennai)

関節軟骨疾患の治療のための軟骨細胞の三次元培養・臨床応用

6.インド科学研究所(バンガロール)

(Indian Institute of Science, Bangalore)

がん幹細胞の分離、培養、特性化

7.インド医学研究会病理学研究所(ニューデリー):

(Institute of Pathology, ICMR, New Delhi)

自己の皮膚細胞の体外培養での再生能力を使った傷の治療

上記以外にもNCRMは独自の研究プロジェクトに基づいた細胞治療、細胞コーティング、幹細胞培養、動物実験、臨床応用への準備を行っています。

NCRMの主要メンバー:

 

(1)アブラハム・サミュエル医学博士−インド人医師、1993年に来日、山梨大学医学部第2外科にて心臓血管外科の研修を受ける。

(2)諸角嘉男−長年医療ビジネスに携わり、現在は協和医科器械鰍フ常務取締役。同社はJASDAQに上場、医療用ディスポーザブル器具、医療器械を扱っている。

  

NCRMは上記の研究の中でいくつか論文を発表し、国際学会において3度発表を行いました。また、PCTを通して2つの特許をとっています。

 

NCRMの研究:

 

NCRMは日本の高分子ハイドロゲルとナノ粒子、ナノシート、ナノゲルを使った独特の技術と材料を用いて研究を行っています。 また、再生医療の研究や教育においては、トロント大学のTPRM( www.regenmedcanada.com/partners)と提携しています。

 

臨床応用:NCRMは、他の機関に先駆け、以下の臨床応用をインドで行いました。

 

1.がんの免疫療法20064月)

2.糖尿病患者の重度の肢虚血に対する幹細胞治療200610月)

3.脊髄損傷に対する幹細胞治療20072月)

4.肝硬変に対する幹細胞治療20077月)

 

幹細胞を使った上記の治療は、以下の病院で行われました。

1.ライフライン病院(チェンナイ)

2.フロンティア・ライフライン病院(チェンナイ)

3.ディーパム病院(チェンナイ)

4.ビジャヤ・ヘルスセンター(チェンナイ)

 

 

NCRMの臨床応用:

がん治療のためのNK細胞とTリンパ球の培養増殖及び分離技術は、日本バイオセラピー研究所(照沼裕所長)からの提供を受けています。

また、NCRM山梨大学医学部と技術及び人員の交換を行う合意書を取り交わしています。

倫理委員会

NCRMは、ICMRのガイドラインに従って結成された機関を持ち、NCRMが関わるすべての研究及び臨床応用を倫理的に審査しています。

 

日本のメディアでNCRM のニュース:時事通信 、ヤフージャパンサンニチ新聞

 

日本事務所:有限会社ジーエヌコーポレーション

〒400−0866山梨県甲府市若松3−8.電話055−235−7527ファックス:055−2357569

日本語での問い合わせは: niddjapan@gncorporation.com まで。

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